第1回大会 Pクラス


優勝
BORRACHO


準優勝
山形オールスター


第3位
BC・KAHOKU


第4位
チェリーズ


第5位
Shine


BEST5




第30回記念大会Lクラス 決勝戦評

BCKAHOKUとの準決勝を見事な逆転劇を演じ
2点差の激戦を制した山形オールスター。
3大会振りの優勝を目指す。
初参戦ではあるが、実績十分の選手を揃え、
ここまで対戦チームを圧倒して勝ち上がってきた
BORRACHO
Lクラス決勝戦は、優勝回数5回を数える強豪である
山形オールスターと活きの良い実力のある
フレッシュなチーム
BORRACHOの好カード。

Q

両チームともマンツーマンディフェンスでスタート。
オープニングはBORRACHO#11のシ
ュート。
互いに譲らず一進一退でゲームが進むが、
内外とバランスの良いオフェンスを展開したBORRACHOが3点リード。


Q

山形オールスターは#8が力強いプレーで奮闘し追い上げを図る。
しかし
BORRACHOは慌てることなく冷静に対処し
逆に6点差として折り返す。


Q

 序盤両チームともシュートの正確さを欠き、重い展開でゲームは進む。
中盤からBORRACHOはオフェンスリズムを取り戻すと
シュートが決まり出し10点リードする。
山形オールスターも負けじと終了間際に反撃に転じ、
前半終了時と同じ6点差とする。


Q

BORRACHO開始早々から連続してゴールを重ねリードを広げ、
この試合最大の13点差とする。
山形オールスターも粘りをみせるが相手の勢いを止めるまでには至らず、
最後は12点差となり
BORRACHOに凱歌が挙がった。
終始優勢に試合を進め、イン・アウト、速攻と
多彩なオフェンスを展開した
BORRACHOが初参戦で優勝を果たした。

最終スコア(
山形オールスター:44―56:BORRACHO

   BORRACHOは、男子なみのドリブルワークからの正確なジャンプシュートと
切れのあるドライブインを得意とする#13を中心に
インサイド・アウトサイド両方で強さをみせた。
また、走力もあり速攻も繰り出す多彩な攻撃力で安定した強さを発揮した。
サイズ、
技術、体力、選手層とも高いレベルにあり
他チームを圧倒していたように思う。

   それに対する山形オールスターは#6の精度の高い3Pシュートや、
#8の強烈なブロックショット・迫力あるリバウンドなどで
対抗し善戦するも力尽きた。
しかし、サイズ不足を補って余りある抜群のコンビネーション(合わせの)プレーで
BORRACHOを最後まで苦しめたチームプレーは素晴らしかった。

    (文責:伊東・尾形)


3位決定戦
BC KAHOKU  VS チェリーズ


Lクラス第30回記念大会3位決定戦は、前大会の準優勝チームであり、
今大会の準決勝では2点差で山形オールスターに惜敗したBC KAHOKUと、
前大会3位のチェリーズとの対戦となった。

第1ピリオド

BC KAHOKU、チェリーズともディフェンスでスタート。
BC KAHOKUは序盤から#13の3Pシュートや
速攻からの#6の2Pシュートなどが決まり流れを掴んだ。
一方のチェリーズは#17が2Pシュートを連続して決めるが、
BC KAHOKUの間合いの良いディフェンスの前に
なかなか得点が伸びない。
BC KAHOKUが15−8と7点のリードで第1ピリオド終了。

第2ピリオド

チェリーズ#6の2Pシュートでスタート。
しかしBC KAHOKUはすかさず#14の3Pシュートで応戦する。
残り3分、25−10となったところでチェリーズがタイムアウトを取るが流れは変わらない。
チェリーズはシュートの確率が悪く、なかなか得点できない。
29−10とBC KAHOKUのリードで第2ピリオド終了。

第3ピリオド

BC KAHOKUは前半と同じくマンツーマンディフェンス。
対するチェリーズはゾーンディフェンスで守りを固め、
BC KAHOKUの攻撃を封じようとするが、
BC KAHOKUの#13・#14が得点を重ね流れを渡さない。
チェリーズ#14が2Pシュートを決めるも流れは変わらず、
41−12とBC KAHOKUのリードで終了。

第4ピリオド
チェリーズは#6を中心にセットオフェンスを組み立て得点するが、
BC KAHOKUのディフェンスの前に得点を連取できない。
結局、BC KAHOKUは最後まで外角のシュート・スピードでチェリーズを圧倒し、
47−18で勝利した。

最後まで果敢にゴールを狙うBC KAHOKUと、
苦しい中で粘るチェリーズの健闘・奮闘に拍手を贈りたい。


担当:黒坂