第1回大会 Pクラス


優勝
SLICKERS 2


準優勝
レヴァニラ


第3位
神風ガーディアン





S2クラス 決勝 戦評

S2クラス決勝は、初参戦であるが、第1回大会(2004年)の初代チャンピオン陵南堂の当時の主力が数人エントリーしている「レヴァニラ」と3大会振り2回目の優勝を目指す「スリッカーズ2」の対戦となった。

Q  互いに2−1−2のゾーンディフェンスでスタート。オープニングはレヴァニラ#5の豪快なリバウンドからのターンショット。対するスリッカーズ2は#17のスチールからのレイアップですぐさま決め返し、続けて#17のジャンプショットや#30の速攻でリードする。

スリッカーズ2はレヴァニラのゾーンディフェンスの隙をつきアグレッシブな飛び込みリバウンドでボールを何度も奪取しチャンスをつくるが、シュートを決めきれない。レヴァニラもオフェンスがかみ合わず#13が残り2分を切ってからようやく2ゴール目。その後、スリッカーズ2#17、レヴァニラ#16が3Pを決め合い7−9で終了


Q  スリッカーズ2が#69のジャンプショットで先制。レヴァニラも3Pで食らいつくが、ゾーンディフェンスを攻めきれない。その間スリッカーズ2は#16のジャンプショット、#17の3P、#30のターンショットでリードを広げる。残り1分レヴァニラは、#3と#5を投入し流れを変えようとするが#6のフリースローで2点を返すのがやっと。スリッカーズ2が12―20と8点のリードで前半終了。


Q  開始直後、レヴァニラは猛攻を仕掛け、#8、#3の連続3Pで一気に1ゴール差とするが、スリッカーズ2は焦ることなく冷静に対処。#99の3P、#69のフリースロー、#17のリバウンドシュートで18―27とする。残り4分レヴァニラはタイムアウトを請求。立て直しを図ろうとするが、スリッカーズ2は#69のフリースローとドライブイン、#17の3Pで更に引き離しにかかる。その間、レヴァニラは#3の3Pを決めるのがやっと。終了間際に#8がスチールからのレイアップを沈めるが、スリッカーズ23−34と11点リードで最終Qへ。


Q  苦しくなったレヴァニラは、果敢に攻め込み#8の速攻で先制する。しかし、リズム良いオフェンスを展開するもシュートがリングに嫌われ得点に結びつかない。一方スリッカーズ2はリードも守ろうとしてか消極的なオフェンスとなり開始から3分間ノーゴール。レヴァニラは#8のレイアップで5点差とする。タイムアウトを取り、気合を入れ直したスリッカーズ2は#7の巧みなボディバランスでシュートをねじ込む。続けて#7はジャンプシュートも沈め29―38と再び引き離す。レヴァニラも意地を見せ#3のフリースロー、#8のドライブインで33―38と再び5点差に戻す。続けて#6のフリースローで4点差とし残り時間は40秒。逃げ切りを図りたいスリッカーズ2はタイムアウト。タイムアウト明け直後、スリッカーズ2#9の3Pで34―41と差を広げタイムアップ。スリッカーズ2は2度目の嬉しい優勝。


経験豊富なベテランの揃ったスリッカーズ2が、離されても粘り強く食い下がるプレーを見せたレヴァニラを冷静な試合運びで逃げ切る展開となった一戦であった。



S2クラス 3位決定戦 戦評

神風ガーディアン (白)  VS  LIKU (青)


1Q 神風ガーディアンは2−3ゾーン、LIKUはマンツーマンディフェンスでスタート。スタートから両チームディフェンスが機能し得点が入らない我慢の展開、3分経過したところで神風#21のパスカットからの速攻で#12が最初の得点を決める。その後も「両チーム思う様にシュートが決まらない中、残り2分30秒過ぎて神風ガーディアンが終盤連続で9得点を上げる。LIKUは残り20秒で#7が3Pシュートを決めるも、神風ガーディアンが15−7とリードして2Qへ。

2Q 出だしでLIKUは、#10の2Pシュート、#44の3Pシュートで3点差まで詰める。その後両チームとシュートが決まらず2分ほど膠着状態が続く。そこから、LIKUの#23のドライブからの2Pシュートを決め1点差に。神風ガーディアンはメンバーチェンジで#27(女子)がコートへ。残り1分、このQ得点がなかった神風ガーディアンだが#27の3Pシュートが決まり、S2クラス名物ルールの女子得点プラス1で4点が入る。その直後、スティールからの速攻も決め、21−14で神風ガーディアンがリードして前半を折り返す

3Q 神風ガーディアンは、#6の2Pシュート・#8の3Pシュート、ドライブからのカウント1も決めた3Pプレーで一気に28−14と点差を開く。その後再び両チーム我慢の展開が続く中、残り1分、LIKUの#23がドライブからファウルをもらいフリースロー。1本決め、LIKUはこのQ初得点を決める。ここからお互いに速い展開で点の取り合いとなり、33−19と神風ガーディアンがリードで3Q終了

4Q 開始から両チームともディフェンスが機能し得点を許さない状態が続く。残り5分で神風ガーディアン#9の2Pシュートで得点が動くも膠着状態は続く。終盤、LIKUの#23・#3と連続加点するも、37−24で神風ガーディアンが勝利した。