第1回大会 Pクラス


優勝
Street Spirits


準優勝
T2


第3位
Hightechs


大会ベスト5






HOOP FESTA S1クラス決勝戦評

S1クラスの決勝戦の組み合わせは、今年のクラブ選手権、オールジャパンと連続で県のベスト16に残ったTITANSが主体のT2と、前回大会準優勝の陵南中学校OBチームStreet Spirits(以下、「スピリッツ」と称す)の対戦となった。

どちらが勝っても初優勝となる。

スピリッツのスタメンは#123511T2のスタメンは#17212366であった。

 

 

〔第一ピリオド〕

先制はT2#23がレイアップで得点するも、すかさずスピリッツも#1のスリーで返す展開。

その後スピリッツは#15のドライブ、#11のポストアップからの得点でリードするも、T2#21がスリー、ミドルと得点して追いつく。

第一ピリオドは両者点を取り合い、T21点リードで終了した。

 

T2 14 − 13 スピリッツ

 

 

〔第二ピリオド〕

出だしこそT2#33のミドル、#7のレイアップ、#23のスリーと好調に得点を重ねるものの、スピリッツも#11を中心に盛り返し、#11から#2へのバックドア、#1から#11へ繋いでのレイアップと、見事なパスワークを見せて流れを呼び込み、#2#11のスリーで逆転に成功。

流れを保ったまま前半を終えた。

 

T2 23 − 27 スピリッツ

 

 

〔第三ピリオド〕

後半に入っても流れはスピリッツのまま。

#11のナイスパスからの#35のレイアップがバスケットカウントとなり、流れは更に加速することに。

#11のポストアップ、#5のパスカットからの速攻、#1のスリーなどで着実に加点していった。

対するT2#23のミドルや#21のスリーで対抗し、点差を一桁に縮めて最終ピリオドに望みを繋いだ。

 

T2 38 − 47 スピリッツ

 

 

〔第四ピリオド〕

最終ピリオドに突入しても流れは変わらず、スピリッツは高い運動能力を活かした激しいディフェンスでT2の攻撃を封じ込めた。

攻撃では#2のドライブ、小柄ながらもリング下で無類を強さを発揮する#11のリバウンドショット、更には#5のドライブ、#35のスリーと、着実に得点を重ねていた。

対するT2も意地を見せ、今大会正確なショットで大活躍の#23のミドルやスリー、更には#31のスリーが飛び出すも、点差を縮めるには至らず。

終始、圧倒的なスピードとチームワークと得点力を見せたスピリッツが初優勝し、昨年の雪辱を果たした。

一方、敗れたT2も、メンバー全員の高いシュート力と巧みな試合運びで躍進し、大会を盛り上げていた。

今大会を象徴する2チームによる決勝戦は、フィナーレにふさわしい試合であった。

 

【最終スコア】

T2 49 − 62 スピリッツ




 

(担当:武田)